2月5日
今日は変な日だった。1ヶ月ぶりに相模湖の家にかえってきて制作しようとしたらなんかの拍子に国語辞書がみたくなって本棚をながめたら「日本SF精神史」が目に入った。買ってからまだ一度も読んでなかったけど今日1日かけて読んでしまった。
最近の自然採取の試みからの反動と今度試みるアートプログラムのもってる「タイムトラベル」要素とかが重なってその本に飛び付いた。
本の中盤かなり飛ばしたけどなんかひとつ自分の中に尺が増えそうなかんじ。

日暮れ直前、部屋のストーブ臭いのが気持ち悪くなって外へ。薄暗い明るいさ、どこかの焚き火の匂いと土の匂いがしてて空からはボーーっていう見えない飛行機の音のする中でさっきまで読んでいたSF史の世界がまたいい感じに頭の中で漂いだした。なんかいい予感がする。

同じように「買ったのに読めてない本」がまだ大量にある。どれも結構気まぐれに買ったのでまた今日みたいな感じで読めるといい。