変化に気がつくことについてのメモ

山にいくたびに自然とどこに目がいくのか、前回とどこがどう変わったのかを振り返ることにしている。 二週間ぶりの山。ここ一ヶ月わかりやすい変化というのがないように思えて少々退屈していたのだけど外にでてすぐにオオイヌノフグリをみつけた。枯れ草や枯…

12月の山へ

落葉樹の多い裏山では冬になると木の実が目立ちます。毎度明確に目的を持たずに山に通うとこの時期は自然と木の実探しをはじめます。一年以上定期的に山観測を続けていると春は山菜や花、夏は虫、秋は木の実、冬は木の幹と自然と興味がかわっていきます。採…

9月の観測ぎりぎり完了

昨年から「はじめの観測」という名前で個人的な活動をしています。自宅の裏山に生えてる草や木、生息する虫などを観測してタンブラーにまとめています。食べていて、身につけていて、使っているけど実際はそれがなんであるのかよくわからないもを知ることの…

個人ウェブサイトを変更しました。

以前より使用していたアカウントがmobilemeの終了に伴い使用できなくなってしまったのでタンブラーを使用したサイトを個人ウェブサイトとして新たに作成しました。現在編集段階で少々見づらい部分もありますが少しずつよくしていくのでどうぞよろしくお願い…

新潟十日町莇平に滞在中です。畑をつくりながら作品をつくっています。http://azamihirahk.tumblr.com/

父の日と草むしり

そんな名前がつけられた今日、すっかし手ぶらで自宅に帰ってきてしまったので父がやってる畑の草むしりをすることにした。それを父に伝えると「じゃあ里芋のとこやっといて」と言われたのだけど畑のどこに里芋がでてて、どれが里芋なのか判断できる自信もな…

恐怖について

恐怖について学ぶために具体的にできるとこってなにか考えてみたい。「こんなに怖いんだぞ〜」て言われたときにどう受け取るか。身近な恐怖を思い出してみるとか。そもそも恐怖ってなんだろうとか。 本を読めない私でも大学時代に本を買うことへの抵抗がなく…

8分の1の新潟と長野

両親が地元の人間なのでなんとなく自分のご先祖様はすべて地元にいるような気になっていたがそうではなかった。自分のルーツは単純にわってみると8分の1は新潟(曾祖母)、そして長野(曾祖父)だった。8分の1もさらにわってずっとわっていったら自分の細胞…

学研ぷれりか

「科学と学習」 それは学研が出版していた小学生向けの月刊誌です。私も小学生のとき読んでいました。「科学と学習」は「○年生の科学」「○年生の学習」といったように分かれていてそれぞれ毎月付録がついてくるのです。私は両方購読したり片方だけ購読したり…

『はじめの観測』開設

新しいタンブラーのページを開設しました。 『はじめの観測』 http://hajimenokansoku.tumblr.com/ここ一年、近くの山へいった記録をもとにつくりました。ものごとと向き合うための武器となり制作活動を深める材料なってほしいと思っています。また記録する…

SF アグリカルチャー

既に会期はじまってしまいましたが、神楽坂にあるNaoraiというダイニングバーで展示をしています。展示名は「SF アグリカルチャー」。天草での展示に引き続き、自然科学と作品を行き来しながら作る手法で展開しました。土って、雑草って、農業って、、?会場…

土の科学

土の科学 (PHPサイエンス・ワールド新書)作者: 久馬一剛出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2010/06/19メディア: 新書購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (10件) を見る土がどうやってつくられるのか、土の色のひみつ。物語みたいでおもしろい。

冬の山の木

アオキ 割と日陰にたくさんあった。冬の森の中で背の低い青々した大きな葉っぱとほんのり赤い実が目立つ。 クロモジ 黒文字 先週、枝の動きがかっこいいってことで気になって切ってきて暖かい部屋においておいたら花が咲きました。そこで何の木か判明。枝を…

ジョイフルジョイン 昔とみんなと未来をつなごう! 

チカソシキ主催こどもワークショップアートバン!バン!渋谷での開催は今回で5回目。初めて街中にでていきます。田舎で育った私にとって都会は買い物するところというイメージだったのでそこで育っていく子どもたちというのは身近で未知な存在だ。 いろんな…

科学と科学者のはなし

科学と科学者のはなし―寺田寅彦エッセイ集 (岩波少年文庫 (510))作者: 寺田寅彦,池内了出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/06/16メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 52回この商品を含むブログ (28件) を見る今電車などで読んでる本。

春にそなえて

身近なハーブ・野菜で からだ美人になる自然派レシピ作者: 小林妙子,村上志緒出版社/メーカー: 家の光協会発売日: 2011/10/27メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログを見るちょうどこんなおいしそうな本が欲しいなと思っていたら今日ランチした…

森と子どもとアーティスト エピソード2

さて、天草でのお話から数日後、牟田さんから連絡がきた。翌年1月に森の中でワークショップをさせてもらえることになった。しかも自然学校の先生の岩熊さんと。なんて縁だろう。外でのワークショップも初めてだし、自然とアートという切り口でワークショッ…

「森と子どもとアーティスト」エピソード

太宰府での「森と子どもとアーティスト」のきっかけとなった天草での制作を振り返ってみる。天草では陶芸で作品を展開。MICHISHIRUBE をテーマに自然からとってきた材料からストーリーをみつけるようにして作品を作ってみた。いままでオリジナルのストーリー…

2月5日 今日は変な日だった。1ヶ月ぶりに相模湖の家にかえってきて制作しようとしたらなんかの拍子に国語辞書がみたくなって本棚をながめたら「日本SF精神史」が目に入った。買ってからまだ一度も読んでなかったけど今日1日かけて読んでしまった。 最近の…

「アート」とか「アーティスト」とかっていう言葉にとても消極的な理由

今さらだけど「アート」とか「アーティスト」っていう言葉に私は消極的な距離感をもっている。誰かに「アーティスト」って言ってもらえるのはすごくありがたいことなのだけど、自分で名のるかってところではまた別だ。ちょっと表現をはじめたころの10年前…

太宰府で「森と子どもとアーティスト」

太宰府にきております。 2012年最初の作品は太宰府の森で行う子ども達とのアートワークショップです。 開催は明後日29日! 「森と子どもとアーティスト」。昨年から「森〜、山〜、木〜」といろいろ言っていたのを形にする楽しい機会を頂きました。 天草での…

庭掃除と剪定ハサミ

大掃除と正月飾りは大晦日にしてはいけない。とあるテレビでやっていたのだけど、どうしても庭の掃除をしたくなったので庭掃除を久しぶりにした。私の祖父が植木屋さんだったことと田舎ということもあって我が家の庭はわりと広い。夏なら草むしりをするけれ…

こよみのよぶね

明日から岐阜です。 今年で6回目の開催となる『こよみのよぶね』に行くためです。 春には実行委員が動きだし夏から少しずつ制作がはじまり毎年12月22日(年で一番夜の長い日冬至)に長良川を舞台にこよみのよぶねが開催されます。http://www.dnaand.org/yob…

丸いものと静かなもの

昨日に続き、また木の実の話。 結局あつめた木の実は11種類。 ジャノヒゲ ムラサキシキブ サンキライ ツルウメモドキ スイカズラ マンリョウ(庭から) ナンテン(庭から) ? ? ? ? ?はぁ、、 名前が全然わからない。木の実図鑑を持っていないのでネ…

裏山へ 木の実と葉の一芸

天気は快晴。いつもの裏山へ。 ハサミとノートとカメラとメモ帳を持って行く。 いつも持って行こうとして忘れてしまう「木の皮図鑑」も今回はわすれずに。 何を見つけるかはとくに決めずにいってみる。何度も何度も歩いている裏山だけどほんとに毎回違うもの…

THE BEE【舞台】

野田秀樹さんのお芝居、THE BEEが来年春上演されます。 刺激的な春になりそう!その公式サイトオープンしています。ポスター(?)のビジュアルもかっこいい!!http://www.nodamap.com/productions/thebee/index.html東京(4/25-5/20)、大阪(5/20-6/3)、…

夜の道と昼の道、道の材料

おむすびの基地であるチカソシキからの帰り、夜はなんとなく竹下通りを歩いて帰る。ほとんど人がいない。今日はチカソシキを出発してアイランダーの会場に行くのだけどなんとなく竹下通りを通る道を選んだ。来てみて気がついたけど昼間は人がぎゅうぎゅうに…

部屋の隅っこには恋のかけら【本】

部屋の隅っこには恋のかけら作者: トータス松本出版社/メーカー: ぴあ発売日: 2011/03/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (7件) を見るはじめてウルフルズの曲を聴いたのは小学生の時でした。この本が発売されたのは今年の3月…

道を人にきく

私は池袋駅が苦手だった。なぜなら駅から地上に出るとき迷いっ放しで困るから。どのお店にいくためにはどこの出口が近くてどこの道を通ると繋がってるかが分かりにくい。そこでデパートの入口にいる案内所のお姉さんにきいた。そしたらとっても丁寧に教えて…

九九鳴き浜へ【1日目-9/16】

浜へは舞根湾から少し山を登ったところに入口がある。そこから一度緩やかな丘を上り、下りの山道の延長に浜がある。山道を歩きながら微かに波の音がしてくるのが心地よい。海の向こう側にはすぐ気仙沼大島がみえる。そんなところにあります。「鳴き砂」とい…