手野の夜空。じっと地面に立っているのは難しい。

今日は一日絵を描いている。粘土が乾きだしたらちょっとまた削ったりしようかと。

基本的に絵はクレパスで描いている。
実は絵を書き出したのは2年ほど前からだ。それまでは作品のドローイングとして鉛筆やボールペンで描いていただけ。なんとなく絵を描くっていうこと自体が嘘くさい感じがして好きじゃなかった。


ある時、ちょっと記憶の中の風景をクレヨンで描いてみたところなんだか面白い危うさと曖昧さが出てきて興味を持つようになった。
あまり具体的な物をかくとまた嘘くさい気持ちになってくる。

最近は嘘くささがやってくる前に集中して線を描けるようになってきたけど、気を抜くと嘘くささがやってきちゃう。具体的なものが全くないのもちょっと寂しい気持ちになることにも最近気がついてきた。これもまたバランス。

夕方ちょっと買出しに行って帰ってきたらすっかり暗くなっていた。
夜空がきれいだったので写真をとった。シャッタースピードを30秒。空も地面も動かないけれど私はふらふらする。地面につかまっていないとどっかに飛んでいってしまってもおかしくない気がする。

カメラもちょっと動いてしまった。


カメラに詳しくないので色調整がよくわからない。

さてさて、会期まであと2週間。友達が会期中に福岡から観に来てくれると連絡あり。うれしいなぁ。