道しるべの会

気仙沼大島の道しるべの会
チラシより転載 

大震災を経験した気仙沼大島。けれども「緑の真珠」と詠われたその美しさは豊かな木々が生い茂る森を中心に、しっかりと息づいています。
そんな島で暮らすこどもたちが島や自分に強い自信をもち、未来への夢を育んでいけることをねらいとして、自分たちにとっての「島の自慢の場所」を考え、アーティストと一緒に島の宝物である「樹」から『道しるべ』を制作・設置するワークショップ。
 場所のイメージを具象化する中で島の魅力を再発見し、協同作業により周りの人たちとの結びつきを強め、
アーティストと一緒に制作することで物づくりの素晴らしさを体感します。さらに自分たちで考えた新名称を
併記することで、いくつかの『道しるべ』をたどると島の新しい「ものがたり」が浮かび上がります。島の方々は「椿の森づくり」という新しい営みを復興の柱としようと考えておられ、椿の間伐材も使用する『道しるべ』は島内のみなさんにとって、島のこどもたちが示す復興への道しるべとなるかもしれません。